人権・同和教育ホームルーム活動
2024年7月8日 13時41分先週の金曜日の3限目。どのクラスの生徒も真剣な眼差しで人権・同和教育ホームルーム活動に取り組んでいました。1年次は「人権」について深く考え、2年次は差別された人々がどのように闘ってきたのか。3年次・4年次は今までの学びから、より実践的な力を身に付けるため、就職や入学試験での対処方法について考えました。
特に、2年次では、解放令や水平社運動から学び、偏った知識だけではなく正しい知識を持つこと、見た目や上辺で人を判断しないこと、相手と自分を対等な立場で考え行動することの大切さに気付き、行動していきたいという感想がありました。
私は、可哀想という言葉が嫌いです。可哀想とは、困っている人や悲しんでいる人に対して同情や哀れみの気持ちを抱いた時に使用される言葉だからです。水平社運動にもそれに似た内容が含まれており、可哀想という気持ちを持つことは「平等ではない!」ということに私自身、改めて気付かされました。
「すべての人がありのままの自分でいられる」
そんな日が続くことを願い、行動していきましょう。