令和6年度宇東日記

後期中間考査に向けて

2024年10月28日 15時50分

 11月を目前に、やっと紅葉が始まり、日没の時間が早くなってきています。定時制の皆さんは、つい最近までは、夕日が落ちる前に登校していました。ここ7日前から顔が分からないくらい暗くなってから登校しています。交通安全を意識して登下校してください。特に、自転車通学生はヘルメットを着用してください。ヘルメットは、あなたたちの命を守る大切な道具です。県の条例でも、ヘルメットの着用が義務付けられています。あご紐もしかっり止めてください。
 話は変わりますが、商業の中の1科目である「簿記」に手こずっている生徒が多いようです。「簿記」は、難しいとか分からないとか言いながら、教室で一生懸命学習している姿を見ます。学力差もかなりついているようです。高校に入ってから初めて学習する「簿記」ですから、特別難しくないはずです。それでも、この時期で相当な差がついているように思います。ではなぜ、このように差がつくのか考えてみましょう。長い教員生活の中で、できる人とできない人にはある特徴があるように思います。それは、『素直さ』だと思います。先生の話を注意深く聞き、それを反復して記憶していく、内容が分かる、分からないは後から考えればいいのに、隣近所の生徒と相談して解答を理解しようとするので、聞く人も聞かれる人も、その間に授業が進んでしまって、分からなくなってしまっています。素直な人は、先生の説明をよく聞き、分からないときは質問を先生にするから授業から遅れることがありません。
 もう一つは、『やる気』です。授業で習ったときには理解しているけれど、何日かすると忘れてしまっているようです。その解消としては、とにかく問題を解くことが必要です。繰り返し同じような問題を解くことで、しっかりとした記憶ができていきます。特に、習った日の復習は大切です。習ったその日の記憶量が一番多く、忘れる量も一番の多いからです。慣れない「言葉」や難しい「漢字」が簿記を難しいものにしているようです。
 克服方法は以上です。みなさんにあった学習法になったかどうかわかりませんが、とにかく「素直に話を聞き」、「記憶の中に入れておく」しっかり頑張ってください。11月には中間考査もあります。しっかり考査の準備をしてください。