日頃からの備え

2020年11月10日 13時39分

11月10日(火)

 先日、ある小学校で心肺停止に陥った児童を、そこに勤務する教員がとっさの連携で対応し、その児童の命を救ったというニュースがありました。心肺停止になった人に救命処置をしなければ、生存率は約3分後で25%、救急隊が現場に到着に要する平均時間の約9分後には10%まで下がると言われています。そのような一刻を争う状況下で、児童の命を救い、後遺症も残させなかった教員の対応は素晴らしいと感じました。本校においても、毎年心肺蘇生法実技講習会を実施するなどしていますが、教員として、日頃から想定しうるあらゆることに対して備えておかなければならないと、改めて使命感を強く抱きました。

 別件ですが、11月9日から15日までの7日間、「全国火災予防運動」が実施されています。今年の全国統一防火標語は『その火事を 防ぐあなたに 金メダル』です。火災を予防するため、「ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する」など、正しい知識を持ち、日頃からの備えを大切にしましょう。