令和6年度宇東日記

30年前…そして今を生きる

2025年1月17日 14時23分

 皆さんは、30年前は、まだ生まれていない時代のことでしょう。

 30年前のちょうど今日、早朝から出勤の準備でキッチンに立っていました。その日は、娘の1歳の誕生日でもありました。いそいそと朝食の準備をしていると、突然の揺れが起き、食器棚の物が崩れたりして慌てたのを覚えています。その時、愛媛県は震度4だったと記憶しています。今の地震は?と不安になり、後でニュースを見ると、阪神淡路方面の大地震が発生していたのです。頑丈にできた神戸の高速道路は90度に倒壊し、あたり一面焼け野が原となった映像は、震災の凄まじさを物語っていて、恐怖で絶句してしまいました。

 しかし、ここ数年で私たちも他人事と済ますことができない状況を抱えています。約7年前には西日本豪雨災害にも見舞われ、多くの犠牲者も出て、生活インフラも脅かされ、苦汁をなめた経験もあります。そして、頻発する地震がこの1年間の内にもありましたね。つい先日も、寒い冬の夜中に日向灘地震も起きて、南海トラフ地震がいつ起こってもおかしくないと言われながら、日々逞しく生きている今日この頃。

 家での災害対策はできているかな?ともう一度点検し直さないとと思っています。皆さんも、この日を忘れず、被災者の方々の声にも耳を傾け、1日1日を大切に生きていきましょう。

 命と平和な世の中を大切にする意味においても、今日は本校でも「人権・同和教育HR活動」を行います。SDGsの17の目標を掲げる前文でも、「誰一人取り残されない世界」の実現を掲げられています。私たちひとりひとりが、身近な家族や友人とつながって、お互いを尊重し合える世の中の実現に向けて、考え行動していく日となりますように❤

   ③人権・同和教育HR活動  ④基礎開拓   必要な準備をお忘れなく❣