２月２０日（月）

　今朝、太陽光発電のセールスマンが訪ねてきて話をしました。南予地方の日照時間は全国でも長いほうなので、ソーラー発電に向いているのに使っているところが少ないようなので、ぜひ使ってみてくださいと言われた。確かに日照時間が長いからおいしいミカンができるのだから当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

　そこで、柑橘を久しぶりに買いに行くと、その種類が非常に多くなってきているのに気づきました。以前、ＪＡに努めている友人に聞いてみたところ、名前はわかるが、どんな品種かまでは覚えていないということだったので、ちょっと興味がわいて調べてみました。

温州ミカン

　皆さんがよく知っているいわゆるミカンです。甘みと程よい酸味、果汁もたっぷりで、皮をむいてそのまま食べれます、その手軽さとおいしさが魅力です。

伊予柑

　ミカンの次に愛媛を代表する柑橘です。爽やかな香りとジューシーな味わいで、体がビタミンＣと水分を求めるお風呂あがりやスポーツ後に一層美味しく召し上がれます。

ポンカン

　インド原産の柑橘で、明治時代に日本に伝わった柑橘です。全国的に生産されていますが、生産量は愛媛県が日本一です。皮はみかん以上にむきやすく、ジューシーな果汁と強い甘さが特徴的です。

デコポン

　ぽっこりしたおでこの形がかわいい、デコポン。前出のポンカンと清見を交配して、熊本県で誕生しました。

せとか

　清見とアンコール、マーコットの3品種を交配した、比較的新しい品種です。濃厚な甘さとジューシーな果実味、果肉はやわらかくとろけるような食感が楽しめます。

はるみ

　清見とポンカンを交配して作られた、デコポンの妹品種です。手でカンタンにむいて食べられる実は、甘くてジューシー。果肉のぷちぷちした食感も楽しめます。

紅マドンナ

　清見とポンカンを交配して作られた、デコポンの妹品種です。手でカンタンにむいて食べられる実は、甘くてジューシー。果肉のぷちぷちした食感も楽しめます。

甘平

　同じく愛媛県生まれの甘平は、西の香とポンカンを交配させた品種です。驚くのは、その皮の薄さ。みかんよりも薄い皮の中には、たっぷりと果汁をため込んだ果肉がつまっています。甘さと酸味のバランスが良く、果汁を飲んでいるかのようなジューシーさも魅力です。

　ざっと見ただけでも新しい品種がたくさん出ています。南予の経済を支える大事な柑橘ですから、みんなで守り育てて次の世代につないでほしいと思います。